フェリシモ「海基金」から2024年度に基金を拠出した「認定NPO法人 エバーラスティング・ネイチャー(小笠原海洋センター)」さまより、このたび活動レポートが届きましたので下記にてご紹介します。
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小笠原諸島でアオウミガメの人工ふ化放流
~2024年は16,000頭のウミガメが旅立ちました~

2024年は小笠原海洋センターのふ化場&ネットで保護している大村海岸の産卵巣より、併せて16,000頭を超える赤ちゃんガメが海へと旅立ちました! 小笠原を旅立った子たちは今ごろ、伊豆諸島や本州の沖合で頑張って餌を食べて成長していることでしょう。

小笠原では産卵がある5月後半~8月中旬にスタッフが夜間に大村海岸を練り歩いて産卵調査と観光客対応を行っています。体長1mを優に超える母ガメが砂浜に上陸してくる姿は圧巻で、重い体を持ち上げるその一歩一歩に力強さと覚悟を感じます。そんな気合の入ったお母さんたちですが、中には産卵前後に砂浜ではない場所に迷走してしまう個体も。迷走の定番コースは砂浜近くの河口(からの土管)や砂浜を過ぎて芝生や道路に突入するパターンですが、中には木の根に挟まって動けなくなったり、自然にできた段差から落ちてひっくり返ってしまうカメさんも…。

こうなると海へ戻るためには人の助けが不可欠です。と言っても体重100kgを超えるお母さんガメを誘導したり動かしたりするのは至難の業。道具や島民の手を借りてせっせと救出作業を行います。

元は砂浜だった場所が道路になるなど、人間活動の影響でウミガメが不利益を被ってしまう場面が小笠原にもあります。ウミガメが迷走しないように役場に土嚢の設置を進言したり、困っているウミガメはすぐに助けられるように連絡体制を整えたりなど、海洋センターではできる限りウミガメにとってマイナスな環境や状況を回避できるように活動を行っています。
〈支援者のみなさまへ〉
みなさま、日ごろから小笠原海洋センターの活動をご支援いただき誠にありがとうございます!
おかげさまで2024年は16,000頭を超えるアオウミガメを海へと還すことができました。
人間が食べるため・売るために行った乱獲で数を減らしてしまった小笠原のアオウミガメたち。そんな彼らを守るのはやはり人間の役割だと感じています。もしかすると「守る」という言葉はおこがましいかもしれませんが、今後も人間活動による悪影響できるだけ取り除くことで彼らの邪魔をしないように活動を続けていきたいと思います。
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